
セラーテムは2001年上場。
09年11月に中国・北京の環境関連会社「北京誠信能環科技有限公司」を
約15億円で買収して子会社化すると発表。
英領バージン諸島の投資ファンドを割当先として新たに約11万株を発行し、
総額約15億円の第三者割当増資を行い、
同年12月に全額の払い込みを受けて子会社化を完了。
発表後、セラーテムの株価は1年間で5倍以上になった。
しかし、実際には投資ファンドから約15億円は入金されておらず、
増資は見せ掛けだった疑いがあるという。
普通、企業買収では、親会社が子会社に多数の役員を送り込むが、
セラーテム社が北京誠信に派遣した取締役は1人だけで、
逆に中国側から会長職を含む3人の取締役を受け入れてい。
これを不審に思った監視委が調査したところ、15億円の資金調達は行われず、
セラーテム株が中国にある北京誠信の株主に渡り、
実質的な傘下に入っていた疑いのあることが分かった。
中国企業が、日本企業を支配下に置いて実質的な上場を果たす
「裏口上場」のケースとみて調査が進んでいる。
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