SQ(特別清算値)の算出は、取引最終日翌日(第2金曜日)の
日経225構成銘柄の寄付値に基づいて計算されます。

日経平均が寄り付いたのに、寄付き値とSQ値が異なるのは、
日経225構成銘柄すべてが9時の取引開始と同時に一斉に寄り付くわけではなく、
それぞれの銘柄の売買注文状況によって、寄付時刻がずれるためです。
SQ値は225銘柄の寄り付き値の平均値を計算しているのに対して、
日経平均株価は、ある時刻おける225銘柄の平均値を計算しているからです。
買い気配や売り気配となって寄り付いていない場合は前日の基準値で計算されるためです。

よって、本日の国際石油開発のように売り気配で寄付きが遅れる銘柄が出ると、
日経平均の寄付き値とSQ値が大幅にずれることもあり、
SQ値のみが高くなってしまうこともあります。
本日の日経平均の寄り付きは、国際石油開発は前日の基準値のまま。
SQは売り気配後の寄り付き値での計算となり、「幻のSQ」となったわけです。

本日の¥9636.23のような、その日の日経平均の現実についた値段と上方に乖離した場合は、
その後の上値抵抗となり、その日にSQ値に日経平均が届かなかった場合、
「幻のSQ値」として、昔で言う「鬼より怖い一文新値」のように恐れられる事もある。
逆の場合は下値抵抗となり、その後の下値を支持し、上昇に繋がる場合もある。

「幻のSQ値」幻のはずなのですが、
そのSQ値がその後の上値抵抗や下値支持になることが多く、
決して幻と侮ってはならないのも面白い話しです。