テレビを主力としてきた家電メーカー。
薄型テレビが出始めた当初は良かったが、液晶の値下がりなどもあり、
3DTVの普及もパッとせず、今や薄型TVから撤退するメーカーもでてきた。

そんな中で、テレビを主力としてきた3社の決算に注目が集まっている。
ソニー、パナソニック、シャープの3メーカーだ。
2012年3月期決算でそろって過去最大規模の最終赤字を計上した3社だが、
ソニーは通期予想を下方修正したものの200億円の最終黒字を確保する見通しで、
パナソニックも最終黒字を見込んでいる。
しかし、シャープは2013年3月期の連結最終損益が2500億円の赤字になる見通しだと発表した。
1951年3月期以来、62年ぶりに無配となり、株価は¥192と上場来安値更新、時価総額は約2132億円。
パネルからテレビまでの一貫生産する事業モデルで、世界の亀山モデルと言われたシャープの液晶テレビ。
今はその事業モデルが仇となり、改革の遅れが他社に比べ鮮明となってきたようだ。

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