NJI

緩和に含みを残すも、
具体策には触れなかった。

株式市場は、FOMCでの緩和を期待し、
ダウ30種平均が急反発。


FRBが8/22に公表したFOMC議事録によると、
景気が十分かつ持続的な回復の兆候を示さない限り、
追加策が必要になる可能性が高いと、
多くのメンバーは認識しているようだ。 

FRBは景気の強さを示す「兆候」だけでは満足せず、
回復に向かうと「確信」しない限り、
景気刺激策を拡大する構えを示したように見える。
 

22日の米株式相場は、
FRBによる追加緩和期待が広がり、下げ渋りをみせた。
 

そこで、注目は嫌でもバーナンキ議長のジャクソンホール講演に集まる。

FOMC後の声明では、成長を刺激し、
失業率を押し下げるために必要な場合には、
刺激策を拡大する方針を明らかにしており、
バーナンキ議長がジャクソンホールで
刺激策の必要性について自らの考えを表明し、
米景気が回復に向かうと「確信」できる手を見せるのか?

議事録によると、新たに大規模資産購入プログラムを実施すれば
「景気回復をさらに支援できる」との見解を示しており、
QE3はあるのか?ないのか?
それに代わる手は?大規模資産購入プログラムなのか?




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QE2(10-11月~11-6月)