財政の崖(フィスカル・クリフ)とは
2000年代に始まった「ブッシュ減税」の大型減税策が2012年末に期限切れになり実質的増税となること。
そして、2011年にアメリカの債務上限が問題になった際の2013年1月から始まる強制的な予算削減。
減税失効と歳出の自動削減が重なるダブルパンチで崖から落下するような急激な財政の引き締めが起こることを言う。
これによりアメリカが「景気後退」局面に陥ることが懸念されている。