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理化学研究所発ベンチャーのヘリオスは、
iPS細胞を活用した医薬品開発の新会社を
大日本住友製薬と折半出資で設立したと発表した。

社名は「サイレジェン」

サイレジェンの資本金は5000万円で、大日本住友とヘリオスが50%ずつを保有する。
本社は神戸市の神戸国際ビジネスセンター内に設置し、
社長にはヘリオスの鍵本忠尚社長が就いた。

理研が研究している網膜の難病「加齢黄斑変性」の治療薬を開発する。

iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞を作製し、実用化する。

大日本住友は最大で52億円の開発費を負担し、
早ければ18年の医薬品として実用化を目指す。
製品化に成功した場合は新会社の収益をヘリオスと折半する。