G空間情報とは、「位置情報、すなわち『空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報
(当該情報に係る時点に関する情報を含む)』
または位置情報及び『位置情報に関連づけられた情報』からなる情報」と定義される。

G空間情報の利用を拡大するうえで最大の懸案が、
準天頂衛星がみちびきの1機しか打ち上げられていないこと。
1機では日本上空を8時間しかカバーできない。
G空間情報の活用を広げるには、準天頂衛星を増やすことが必要で、
16~17年度をめどに3機を追加で打ち上げて4機に増やす。
4機に増えることで日本上空に常に衛星が待機することとなり、
カーナビの制度などは1cmの誤差になるという。
将来的には持続測位が可能な7機体制を目指している。

総務省によると、G空間情報の市場規模は現在の約20兆円から、
20年度には約3倍の約62兆円に拡大する見通し。

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